2020年12月01日
♫:代継神社へ続く坂道
♫:代継神社へ続く坂道 https://youtu.be/xDtnJSzl2hA
母:この代継神社へ続く急な坂道 ここを普通に歩いて登ればきっと日が暮れる。
母:でも、この長い坂には意味があるのよ お前にそれが分かるかしら?
「この代継神社へ続く急な坂道 ここは天へ繋がる道だよ」 母は・言ってた
「でも、長い坂なら誰もがいつも歩いてる 生きていくって事はそんなことだ」と
「いつまで通えるかしら この坂登って これも私のお勤めしら・」
「でも、お願いするよ 私はこのままここで ずっとお前と暮らしたいってネ」
神には・届いたのかしら・・ 母の言葉・届いたのかしら ・・
でも・あの日の母は何を祈ったのかしら・ 自分の言葉と裏腹 旅立ち支度
もしや「私はもういい そろそろ向こうに・」 神は母の祈りに涙で 応えたのかしら・
お袋・、今日は神社で説教されたよ 「 いつも願い事ばかりじゃいけませんよ」と
「生きてる今への感謝が先ですよ」と でも今の俺にはそんなの無理だよネ
そして、お袋・宮司さんから訊ねられたよ 近頃、アンタの姿を 見掛けないねと
だから、俺は答えてきたよ辛かった・けど 「先日・母は、 旅立ちました」と
思えば、あの日の神社の帰り道 母は何度も振り返ってた
「 これでお別れですよ」、「これが最後の詣でよ」 まるで、母は・そう言うように・
神には・届いたのかしら・ 母の心届いたのかしら ・
母は幸せだったかしら私との暮らし 代継神社の境内 私は佇む
そして、お袋・俺は決めたよ この町を出るよ 思いが一杯詰まった町だけどね
過ぎ行く季節の中に・ 私は・独り取り残されてる・ 過ぎ行く季節の中に・・・
Posted by 濱野裕生 at 20:38│Comments(0)
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