2022年01月21日
〇・2021年12月の頃:①
◎2021年12月・①
○・ビ・エント
ある日、熊本テルサ内に構える私達の事務所宛に外線が入りました。式次第や演出の変更等々・、催事本番を控えるお客様からの突然の問合せはよくあることでもあります。 お歳を召した感じの男性の声で「オカリナを主体とした演奏グループだが、お宅のほうでギターアンプのようなものを用意できるか?」という問いがあり、私が「楽器とその周辺機器はお客様のほうで準備して戴きます」と答えると、「分かった。では我々の出番は何時頃になるんだ?」と問いが続き、更には「俺達を食事中のBGM程度の待遇で考えていたら許さんぞ!」、といった感じの半ば怒りの篭ったような的違いの問合せが延々と続きます。
私達は音響・照明・映像機器の操作が主体であって楽器やその周辺機器のリース屋さんではありません。ホール備品として準備されている機器類に対してはオプション料が付加されて販売されることもありますが、それはテルサ側のホール販売者が行なうことだし、第一、問合せの電話を受けた段階ではテルサ本体の担当者は貸出し機器の明細や催事の進行表すら作成していなかった為、この時点ではどのような催事なのか、催事の中の余興の部分なのか、はたまたコンサート形式なのかが私達には知らされていませんでした。分かっていることは九州記念病院がホール利用者であることだけと忘年会であること。
こうしたことを理由に「私にはお問合せの意味が今の時点では分からない」こと。「私達へ問合せるよりもテルサの担当者か九州記念病院に直接聞いて欲しい、進行プログラム自体が作成されていない」旨の返事をした処、「お前じゃ話にならん」、「話が分かるものに代われ」みたいなことを声を荒げて申されます。「だから、テルサの営業担当者に直接聞いて欲しいと言っているつもりですが・・」、と言えばまたまた逆ギレされます。
この後に知ったことですが、この逆ギレされた男性は毎年の年末恒例の九州記念病院の忘年会に招聘されたビ・エントというグループでオカリナを演奏する方のようでした。帰宅して嫁に聞けば「あのグループが作り出す音楽を好きな人は結構居て、その筋に関して言えば有名な方達よ」と言います。そして、「濱野裕生のFACEBOOKにも時々来てくれて貴方の作った音楽を聞いてくれてるじゃない」、と・・。しかし、残念ながら私は存じ上げませんでした。自ら作る音楽でその評価を上げる一方で音響照明業者に対しては上から目線で的違いの言葉を投げつけるなど・、我が嫁は「へぇ、そんな人物だったの?。イメージがすっかり壊れました」、と言います。
○・ビ・エントさんの気持ちは分かる
私にも似たような記憶は確かにあります。濱野裕生は主に公共施設でのコンサートに招聘されていましたが、会場には必ず地元の音響業者さんが入って音声の調整監理をしてくれていました。しかし、あるコンサート会場では「マイクは直立型のスタンドに取り付けられ、スピーカーは天井埋め込み」、という・、持参したCDオケを鳴らす機器さえなく、つまりはコンサートを行なえる状態ではない会場だったこと。エンタテインメントに通じない方々が企画されるコンサート物ってこうした事態が往々にして生じるものです。「お前を売り込む場所はここだ。はい、これがみかん箱だ。ここで唄え」みたいな扱いでしょうか?。公共施設に類するものの中にはこうした考えを持つ人たちが結構居ます。福岡大学構内のメディカルホールでコンサートした際にも似たようなことがありました。舞台の上でリハーサルを行なう私に対し、「コンサート1曲目に♪禁じられた遊びをギター演奏しろ」、」と某医師が言い始めたんです。
医者ってのは意外と世間知らずで発達障害者のような偏った見方をする人種が多いから《今の自分は濱野裕生のコンサート会場に来ている数多くの医療従事者の一人に過ぎないことを忘れ》、《濱野裕生が一人の医師の言う事に従うか従わない奴かを試してやろう》という意識しかないんですね。こんな発達障害を抱える医師の前で介護ソングを歌いに遠路やって来たのかと恥じましたよ。このようにその世界にだけしか生きていない人種って必ず居ますね。
○・ビ・エント
ある日、熊本テルサ内に構える私達の事務所宛に外線が入りました。式次第や演出の変更等々・、催事本番を控えるお客様からの突然の問合せはよくあることでもあります。 お歳を召した感じの男性の声で「オカリナを主体とした演奏グループだが、お宅のほうでギターアンプのようなものを用意できるか?」という問いがあり、私が「楽器とその周辺機器はお客様のほうで準備して戴きます」と答えると、「分かった。では我々の出番は何時頃になるんだ?」と問いが続き、更には「俺達を食事中のBGM程度の待遇で考えていたら許さんぞ!」、といった感じの半ば怒りの篭ったような的違いの問合せが延々と続きます。
私達は音響・照明・映像機器の操作が主体であって楽器やその周辺機器のリース屋さんではありません。ホール備品として準備されている機器類に対してはオプション料が付加されて販売されることもありますが、それはテルサ側のホール販売者が行なうことだし、第一、問合せの電話を受けた段階ではテルサ本体の担当者は貸出し機器の明細や催事の進行表すら作成していなかった為、この時点ではどのような催事なのか、催事の中の余興の部分なのか、はたまたコンサート形式なのかが私達には知らされていませんでした。分かっていることは九州記念病院がホール利用者であることだけと忘年会であること。
こうしたことを理由に「私にはお問合せの意味が今の時点では分からない」こと。「私達へ問合せるよりもテルサの担当者か九州記念病院に直接聞いて欲しい、進行プログラム自体が作成されていない」旨の返事をした処、「お前じゃ話にならん」、「話が分かるものに代われ」みたいなことを声を荒げて申されます。「だから、テルサの営業担当者に直接聞いて欲しいと言っているつもりですが・・」、と言えばまたまた逆ギレされます。
この後に知ったことですが、この逆ギレされた男性は毎年の年末恒例の九州記念病院の忘年会に招聘されたビ・エントというグループでオカリナを演奏する方のようでした。帰宅して嫁に聞けば「あのグループが作り出す音楽を好きな人は結構居て、その筋に関して言えば有名な方達よ」と言います。そして、「濱野裕生のFACEBOOKにも時々来てくれて貴方の作った音楽を聞いてくれてるじゃない」、と・・。しかし、残念ながら私は存じ上げませんでした。自ら作る音楽でその評価を上げる一方で音響照明業者に対しては上から目線で的違いの言葉を投げつけるなど・、我が嫁は「へぇ、そんな人物だったの?。イメージがすっかり壊れました」、と言います。
○・ビ・エントさんの気持ちは分かる
私にも似たような記憶は確かにあります。濱野裕生は主に公共施設でのコンサートに招聘されていましたが、会場には必ず地元の音響業者さんが入って音声の調整監理をしてくれていました。しかし、あるコンサート会場では「マイクは直立型のスタンドに取り付けられ、スピーカーは天井埋め込み」、という・、持参したCDオケを鳴らす機器さえなく、つまりはコンサートを行なえる状態ではない会場だったこと。エンタテインメントに通じない方々が企画されるコンサート物ってこうした事態が往々にして生じるものです。「お前を売り込む場所はここだ。はい、これがみかん箱だ。ここで唄え」みたいな扱いでしょうか?。公共施設に類するものの中にはこうした考えを持つ人たちが結構居ます。福岡大学構内のメディカルホールでコンサートした際にも似たようなことがありました。舞台の上でリハーサルを行なう私に対し、「コンサート1曲目に♪禁じられた遊びをギター演奏しろ」、」と某医師が言い始めたんです。
医者ってのは意外と世間知らずで発達障害者のような偏った見方をする人種が多いから《今の自分は濱野裕生のコンサート会場に来ている数多くの医療従事者の一人に過ぎないことを忘れ》、《濱野裕生が一人の医師の言う事に従うか従わない奴かを試してやろう》という意識しかないんですね。こんな発達障害を抱える医師の前で介護ソングを歌いに遠路やって来たのかと恥じましたよ。このようにその世界にだけしか生きていない人種って必ず居ますね。
Posted by 濱野裕生 at 17:32│Comments(0)
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