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濱野裕生
濱野裕生

2021年01月04日

〇.独り言:20


〇.独り言:20

☆信念、覚悟を示すものは同じ行為の継続。

優しさや厳しさって・、時には継続する事を求められます。継続しない瞬間的な優しさや厳しさ、涙や言葉は人間としての軽さ以外の何でもない、と私は思っています。信念や真心を示す指標は同じ行為の継続なんです。 介護同居って継続が求められます。覚悟がないとできません。

居を同じくするって事は、生を同じくする事。生を同じくするって事は命を分け合う事だと私は覚悟しています。命は先祖からの、或いは神からの預かりもの。預かりものである以上、必要であれば私は嫁にだって命を分け与えてやるべきだと思います。でも、今は母に対してわが命を捧げる時と思っています。

☆祈り、それは念

父や母や嫁に対する感謝の気持ちって一緒にいる時にはなかなか感じる事ができず、遠くに離れてみて感じる事が多いものです。それは離れて暮らすお互いが[祈りという念]、を送り合っているからこそです。

「ふる里は遠くにありて思うもの・・」、って言いますよね。離れてみて改めて知る故郷に住む父や母、友人のありがたさ、とでもいう意味でしょうか。しかし、来熊後の母と私との間には馴れ合いや我が儘さが出始めていたんです。私は、私と母のお互いが「互いを思い遣る祈りの念」、というものが薄くなってきている事に気付いたのです。



☆[認知=忘れ]を遅らせる方法。

頭の中でイメージさせる事で会話がスムーズに運ぶ事があるんです。これはやってみる価値はあります。 以下は全てが母の耳元でゆっくりと話し掛けをして、母が聞こえているという前提での事です。

例えば、漠然とした海や空や山の話をするより、母の育った歌が浦という場所の話をして母の脳裏に歌が浦の海を空や山を母自身に描かせるのです。
自分の育った故郷の自然をイメージさせる事によって海の水や空の青さや山々の緑の話ができるようになります。母は歌が浦の話をするのが大好きなんです。この地の話をさせる事で母の認知の進行を知る事ができます。

一つの質問をする事でその数倍もの言葉が母の口から正確に発せられます。この時には失語の症状も驚くほどに減っています。
単に幼い頃の歌が浦の自然風景が母の脳裏に浮かぶだけではなく、身体が不自由になった分だけ、「問い求められる事への喜び、自分だって頼りにされている」、という感動が湧いて言葉になるのではないかと思っています。誰だって嬉しさ、喜びは正確に伝えたいですからね。母も脳ミソをフル回転させて自慢話をするのだと思います。日々の充実感、生甲斐を与えるってそういう事だと思います。 「いつかネ、お前を歌が浦に海水浴に連れていくから・」と母が言えば、「あぁ、良いね。楽しみにしているよ」と・。私はそれでいいんだと思っています。 

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Posted by 濱野裕生 at 16:26│Comments(0)☆裕生の独り言
 
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