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濱野裕生
濱野裕生

2021年01月06日

〇.独り言:26

〇.独り言:26

☆2008.9.24。失語症:母のケース

失語って辛いと思います。思っている質問や返事が出来ないのですからね。デイ施設では母の言葉が極端に減ったと聞きます。専門誌を読めば、
この失語には運動性失語と感覚性失語に大別できるそうです。

(運動性失語)
発音、発声のタイミングが調整出来ず、音をうまく表出できない/口数が少なく、話してもぎこちなく口ごもったり、途切れがちになって、「用件をも
う一度、話して下さい」、と催促しても同じ内容の事を復唱できません。
また、日常会話程度なら理解できますが、出来事の意味づけは出来ません。文字に関しては読み書きはひらがなの方が困難なケースが多く、漢
字の方が理解するケースが多いかも、と。

(感覚性失語)
言葉の意味、モノがそこにある理由、それを形容する言葉などが理解できない、発せない。すらすらと話す場合でも、モノの名前や形、色を表現す
る言葉や形容する用語自体に誤りがある場合が多く、発音も違うケースが多い。日本語にならない事が多い。相手の話している言葉自体を理解
できない。文字の解読ができない。時に漢字を理解する。
・・と、このような事が専門誌には書いてありましたが、どの程度の研究時間を割いての結果なのかは分りませんね。


2003年3月からほぼ6年間、一日に19~21時間程度を一緒に過ごしている私の目から観る母の失語がどちらに属した失語なのか・。
大まかに言えば、脳の機能障害がどの部位の軟化に伴うか、その部位への血流がどう阻害されているか、という事みたいです。
ただ、重度の失語症は脳卒中の危険因子になるという事には驚きました。母の場合、両者にまたがる部分がありますが、どちらかと言えば運動
性失語症でしょうか。

何事にも積極的で話す意欲がある、参加する意欲がある。申し訳ない、済まない、こんな自分になってしまって・、と現在の自分を理解している事
が多く、従って見栄も自尊心もしっかりと持っていて、しかし、その気持ちをうまく伝えられない。 伝えようとすると簡単な言葉しか出てこない。感
謝や怒りなどの幾つもの言葉を繋いでいこうとすると自分が何を伝えようとしているかさえ忘れてしまう、といった状況です。

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Posted by 濱野裕生 at 14:51│Comments(0)☆裕生の独り言
 
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