♬：母に生命を返す時～悔悟なき介護の為に

〇．独り言：１５

☆：時代の癒し人

新幹線がまたまた速くなりました。どうかすると市内の外れにある飛行場までの車の便やそれを当て込んだような飛行場周辺の駐車料金の高さへの不満もありますが、飛行場での搭乗手続きや移動、それに乗り込むまでの面倒臭さ・。距離によっては飛行機よりも新幹線を利用した方が安くて早いかも知れません。　でも、この便利さ・というか、時間を感じる間がない・という事は別な意味では寂しさを感じる事もあります。
現代のように全てが時間で決められる時代っていうのは私はあまり好きではありません。自分の人生さえもが縮められているような気がして仕方がありません。

　ヒット曲だって話題の映画や本だって何だって・、アッという間に人間の心から離れていってしまう気がしませんか？。桑田さん、ユーミン、拓郎などの作品は貴方の３０年後でも懐かし話として友人と語り合えても、何とか４８とか４６の楽曲、特にあの幼稚な詩の内容を３０年後の友人知人に自慢げに話せますか？。これが３０年前の日本の文化だと自慢できますか？。余りにも％＄＃＆％＄です！。


☆：少し話題がズレますが、

　最近、お相撲の世界の[呼び出しさんの質がとても悪いと思いませんか？。あれは絶対に音痴ですね・。私が小学生の頃には[呼び出し：コテツ]という方が評判を呼んだ時期があり、私は幼いながらも彼が「ヒガシー～、若乃花～。ニーシ～、栃錦～」、と両横綱を呼び上げる声を目を瞑ってはうっとりとして聞いたものでした。　兎に角、《呼び出しコテツ》さんはお上手な呼び出しさんでした。それに、その頃の大相撲は今のようにＮＨＫの独占中継ではなく、民放でも放映されていたんですよ。　呼び出しコテツ、今の世で周囲をこんな思いにさせる人は居ませんね。これこそが癒し人(イヤシビト)だと思うんです。

　例えば、野球で言えば小西徳郎さん・という方が居ました。「まァ、何と申しましょうかねェ」、というセリフで有名な方でした。まっ、この頃はまだ私よりもちょっと上の年齢の方・団塊の世代の方々なら分かって頂けるはずです。

Ｔｖでは宮田輝さん、高橋圭三さんがいましたね。そのＴＶと言えば、力道山というプロレスラーが日本中を沸かせました。白黒ＴＶで・確か・三菱ダイヤモンドアワー･･、などといって三菱電機がスポンサーで金曜日が放送日だったと記憶しています。。

　私の世代で鮮明な記憶がある人は「ウッシッシシ」、で有名な大橋巨泉サンが居ました。それにまだ若き加山雄三さんがいました。仮に、こうした人達を国民的ヒーロー・と呼ぶんであれば、それはゆったりと流れる時間があった昭和という時代が作り出したんじゃないかと・思っています。「ウッシッシ」なんて時間を掛けないと発音できませんからね。